社会人ではない自分は何?に悩むことを繰り返す
こんにちは。つくしです。
今日は、退職し社会人ではない、何者でもない自分に悩んだことについてお話していきます。
悩んだ原因は自然と人と比べていたからでした。
今は必要な時間、無駄にはならないと考えることで、自分を認められることが多くなりました。
退職前の私
退職前の時期は、引継ぎのために必死に自分の仕事をまとめていました。
漏れがあれば、次の担当者に迷惑を掛けてしまう。
担当をお願いすることでも負担をかけているのに、それだけは避けたいと思いました。
その為に平日のみでは私のキャパではカバーできず、休みの日も職場に行くことが度々ありました。
何とか全てまとめていなければと思い、追い込みをしていました。
そのことも相まって、「解放されたい」とか「乗り越えれば治療に専念できる」と思っていたんです。
家事しか出来ない私
乳がん治療のために半年間休んだこと以外、仕事をしていなかった時期はありません。
新卒から続けて働いていました。
働くことは好きでした。
人の役に立てることは楽しく、やりがいを持って仕事をしていました。
働くことは私にとって当たり前のことでした。
自分が働いた対価としてお金を頂き、生活が出来る。
今思えば誇りみたいなものも持っていたんだと思います。
これまでは夫婦交代で食事を作っていました。
退職して毎日家にいることになったので、私が作らないとと!という気持ちでいました。
というよりも、家のことをしなかったら何のために私いるの?ということが強かったため「やらないと!」と思い、続けていました。
2週間ほど経った頃、仕事を辞めて何しているんだろう…と料理をしながら泣きました。
好きで続けてきた仕事を辞めて、何が残ったんだろう?と。
働く中で身に付けたことを、辞めてしまったことで失ってしまうのでは?と思い、やりきれない気持ちでした。
仕事をしていた頃を思い返していました。
生活が一変したことで
今しかできないし、他の人よりも治療できる期間が短いかもしれないからと決めて退職しました。

退職をしたことでガラッと生活が変わりました。
本当は仕事をしている自分で居たかった。
でも、両立は出来なかった。
このジレンマにからしばらくは抜け出せず、自分が自分ではなくなるようで中々受け入れることが出来ませんでした。
そんな時、何を優先するのか?をもう一度思い返してみました。
私には、今しか出来ないこと。しかも時間が限られている。
この二つをその感情に飲まれそうなときに思い出すようにしていました。
今の自分を認める
今は、そういった感情が出てくる頻度は減りました。
ただ、仕事をしている友人に会ったりすると少し落ち込むことはあります。
それは自然と人と比べてしまっているからだと思います。
人は周囲の人や状況と比べてしまうものなのではないでしょうか?
比べることが悪いこととは思いません。
刺激になったり、新しい考えに触れることもできます。
もし、比べることが自分にとってマイナスに働いてしまうなら?
意識をして比べないようにすることが大切なのではと思います。
今の私にはそれが必要です。
人は生きる過程で様々な変化があるでしょう。
たまたま同じ環境にいることで、親しくなったり一緒に仕事をしたり、同じ時間を過ごします。
ずっと同じ状況で変わらないということはないと思います。
今の私は、人生の時間をもらって不妊治療に専念している。
長い人生の中で、将来の為準備をする時間。
だから、この時間は無駄じゃない。
このように意識して考えることで、今の自分を認められることが多くなりました。
まとめ
これからも心が揺れてしまうことは沢山あると思います。
その時は、この時間は人生の中で必要な時間なんだということ忘れなければ心を保って過ごせるのではないでしょうか?
そのような気持ちを持っていたいです。
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