乳がん治療

周囲の人にどこまで話す?

tsukushi8

こんにちは、つくしです。
今日は、乳がん治療の思い出し投稿です。

乳がんの治療中、自分の体調や気持ちをどこまで話をするか?
迷ったことがありました。

どこまで話そうかな

乳がんになり、手術のために入院した後も抗がん剤治療と続きますが、友人を含め周りの人達に会った際「体調は?」とか「大丈夫?」とか言葉をかけてもらいました。

とてもありがたい事で、とても心配してくれている気持ちが伝わりました。

それで、「大丈夫?」と聞いてくれた時にどこまで話をしようかな?と迷っていました。

「体調も戻ってきたし、今は大丈夫だよ。」

「食欲も戻って、食事できるようになったんだ。」

というような感じに答えていました。

そう伝えると、「良かった、無理しないでね。」

と言葉をもらっていました。

本当に辛いことを話してみた

手術が終わり抗がん剤治療に入るまで。
治療に入り髪が抜けてくるまでの頃が一番気持ちの面で不安定さを感じていました。

左胸を失ったこと。
腕や腋窩の違和感。
抗がん剤治療により閉経する可能性があること。
脱毛で見た目が変わったこと。
より身近に考えるようになった死について。

心が揺れることは沢山ありました。

話を聞いてくれた友人

多分、手術が終わり抗がん剤治療を控えていた頃だと思います。
友人が自宅へ遊びに来てくれました。

他愛もない話をして楽しく過ごしていました。

治療の話題にもなり、抗がん剤治療の話をしました。
閉経の可能性があることも…。

治療を受けることを決めたものの、そのことについてはまだまだ気持ちを消化しきれていませんでした。

だから、思っていた感情をそのままのせた話し方や伝え方になってしまったんだと思います。

その方は、途中で涙を流しながら話を聞いてくれ、二人で泣きました。

友人が話を聞いてくれたことで心が少し落ち着いてことと、周囲に心配し思ってくれる人がいることを幸せに思いました。

同時に、詳しく話しにくいこともあるかも…?とふと感じたのです。

ブログを始めた

乳がんと告知されて治療が始まると、家族や友人、職場の人…。
周りの人達と一緒に居るはずなのに、自分の周りだけに薄い壁のようなものがあって、時間の流れも違い別なところに居るように感じていました。

治療で感じるあれこれ。先生と話をしたこと。これからのこと。
誰かに聞いてほしいと思うようになりました。

そんな時、ブログサイトで自分のページを作ることにしました。
※今は消えてしまいました。

自分で日記を書くこともありましたが、自分のページを持つことで誰かに見てもらえたり、同年代で同じ病気の方と出会えるかもしれないと思いました。

投稿を始めると、同じ時期に治療を始めた同年代の方達と繋がることができました。

治療や体調のこと
言いたいけど言えなかった胸の内のこと

自分の思いを吐き出せる場所でした。

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