不妊治療

もし最初に選択していたら…?

tsukushi8

2月の頭に転院先の病院へ夫婦で受診してきました。


主に夫の検査結果の確認と、テセの説明、手術日程を決めてきました。

その後は、私の血液検査の結果聞きや5回目の採卵周期~の大まかな日程について確認しました。

今日は、受診後にモヤモヤとしたことを考えてみたいと思います。

夫婦で受診してきた

夫の治療について

最初は夫の検査結果からです。

男性不妊外来の医師より説明がありました。診断名がはっきりとついたことと、テセを受けることで妊娠の可能性が上がるかもしれないことは大きな一歩になったと思います。

手術の日程を決めて、後から手術日までの注意点や準備物について看護師より説明を受けました。先生から、高熱が出てしまうと精子の状態が悪くなり、予定通りに手術を受けられなくなるとのことでした。

二人で体調管理が必要ですね。
インフル等々流行っていますから。

私の治療について

次に、私の血液検査の結果を聞きました。

今後不妊治療を進めていくうえで、風疹の抗体があるのか心配をしていました。子どもの頃予防接種を受けた覚えがあります。

妊娠中にかかってしまうと大変とは知っていましたが、これまでの治療で検査を受けたことがありませんでした。結果、抗体は基準値内でしたので安心です。

後は、亜鉛の数値が少し低めでした。
今は、採卵周期以降の為にサプリで補うようにしています。

3月に入ったら飲み始めるようにと、レスベラトロールとメラトニンのサプリが処方されました。(自費でした。)

レスベラトロールは、前の病院で医師から話を聞き個人的に購入して飲用していました。卵子の質を良くする目的の為です。採卵日までは毎日飲むようにしていました。

先生からレスベラトロールのミリ数について聞かれたのですが、よく分かっていなかったため、サプリ名を伝えると調べてくださいました。

そしたらなんと!
私が継続して飲用していたサプリはレスベラトロールが50ミリの物、治療をしていく上では250ミリのレスベラトロールが必要とのこと…。

私が飲んでいたサプリは少なかったみたいです。
5倍ですよね。知らなかった。

もう一つは、睡眠の質を良くする目的でメラトニンも処方され、同じタイミングから飲み始めることになりました。

自分に合った病院と治療

今の病院に出会うまで

妊活の為に近所のレディースクリニックに通い始めてからもうすぐ丸3年が経とうとしています。レディースクリニックへは丸1年、前の病院では約2年不妊治療を受けました。

ここまでたどり着くのに3年です。
今思うのは、可能性的にはゼロだったと思いますが、「最初から今の病院を選んでいたらどうだったんだろう?」ということを考えました。

保険適用になってまだ2年程。
地域性もあるのでしょうか?負担なく選択できる範囲内に不妊治療に特化している病院は3つです。不妊治療に特化というのは、体外、顕微授精まで可能という意味です。

つまり、選択肢は3つ。フルで働きながらの長距離通院はまず私は無理と思います。

不妊治療の初期段階では、スクリーニング検査後に徐々にタイミング法からステップを踏んでいくのではないでしょうか?
もし、検査で重大な何かが見つかれば、スキップして進むこともあるかもしれません。

でも、スクリーニング検査の項目が足りなかったら?
検査をしないことで見つからない原因があったら…

もちろん、闇雲に検査をするもの違うと思うし、状況を見ながら追加することもあるのかもしれません。

でも、検査すれば分かる原因を知らずに不妊治療を続けることはこれ程恐ろしいことはないと思っています。

患者にとっては大切な時間なのです

タイミング法から先にステップアップするのも先生ではなく、自分たちの判断で良かったことも分かりました。

ステップアップのタイミングは先生主導なのか?と思っていましたが、全然そんなことはなくて患者側から働きかけていっていいことに後から気づきました。

どんどん不安なことは聞いていいし、意見を言って良いんですよね。自分の不妊治療なのですから。後悔しないように。

私の経験からですが、病院から適切なタイミングで助言をしてもらえることがないこともある…と思います。
スクリーニング検査で状況の背景が分からなければそもそも助言しようがないですよね。

選択することの難しさ

治療の最終ステップに進んでいく中で、1回目の採卵からの新鮮胚移植が陰性だった時に「次はどうするか?」の選択肢の一つとして「転院して治療を続けるか?」を提案されていました。

1回目の移植のグレードは奇跡的な4AAの卵。全く予想しないグレードの卵が出来たこともあり「次こそは…」という気持ちになりました。

でも、現実はそんなに甘くはなくて。
注射で刺激しても卵の反応が鈍くなってきたり、受精してもその後3回は胚盤胞にならずでした。

次こそは大丈夫と思って1年が過ぎた。

その時の治療状況、身体の状態、自分の治療に対する意向やそれに対して夫はどうなのか?夫婦で意思統一はされているのか?

治療に対する方向性が決まったところで今後を選択する。

その選択に至るまで、時間だって必要でしょうし、何かの結果が分かってから決めると思うこともあるでしょう。

今の治療へ気持ちを持っていくのにも時間がかかるかもしれない。
夫婦一緒にとなればなおさら。

それと同時に、病院の方針、先生の考え、治療内容もすごく大事で、本当に患者のことを考えてくれて、医療面からの助言をしてくれる病院との出会いにより歯車がかみ合うようになればいいですよね。

まとめ

悩んで、治療して、決めて…。

こう考えると、最初から1番妊娠に近いと思われるところを選ぶことは難しいのかもという結論に至りました。

転院したことで、良かったと思った半面でモヤモヤも感じたのでつらつらと書いてみました。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


記事URLをコピーしました