乳がん治療

乳がん治療中でも、自分の人生を止めたくなかった。資格試験に挑戦した理由

tsukushi8

こんにちは、つくしです。
今日は、病気休暇中に資格試験に挑戦した話をしたいと思います。

治療が始まると、毎日が「治すこと」に向き合う時間になりますよね。
私も乳がんと診断されてから、治療に専念する日々が続きました。

そんな中、ある資格試験に合格することができました。

「失ってばかり…」と思っていた私の心に、少しだけ光が差した瞬間でした。

治療中だけど…受けてみる!と思った理由


この資格は、いつか必ず取りたいと思っていたもの。
でも、まさか「治療中」にチャレンジするとは、自分でも思っていませんでした。

お休み中に受験することには迷いもありましたが、
周囲の後押しや、職場の理解もあり、挑戦することにしました。

資格を取ることで、将来の選択肢が広がる。
「その未来が欲しい」と強く思ったのです。

なぜこのタイミングだったのか?


勉強を始めたのは手術が終わったあと、少しずつ体調を見ながら。
抗がん剤が始まると中断することもありましたが、治療の合間に本格的に取り組みました。

治療を受けながら、
「本当にこの先、仕事に戻れるのかな?」
「1年後、自分はどうなっているんだろう?」
そんな風に、未来を思い描けない日々でした。

だからこそ、自分を信じたくて。
前を向くきっかけが欲しかった。

「もしかしたら、合格したら何かが変わるかもしれない」
そんな希望を持っていたかったのです。

勉強をして感じたこと


治療中は時間があるように見えて、実際は体力も集中力も落ちていて…。
なかなか思うように進まないことも多かったです。

それでも、「今の私がやれることをやりきりたい」という気持ちだけは強くありました。

無理をするわけじゃない。
でも、「この状況でも自分にできることがある」と感じたかったんです。

結果は…合格でした


試験の掲示板に、自分の番号を見つけた時。
本当に胸がいっぱいになりました。

何かを少しずつ失っていくように感じていた毎日で、
ようやく自分にとっての“宝物”を見つけられた気がしました。

まとめ


治療中は、どうしても「人生が止まってしまったような日々」に感じてしまいます。
でも、そんな中でも、自分の意思で動いたこと・選んだことが、私の力になりました。

資格を取れたことも嬉しかったけど、
それ以上に「私を諦めなかった」と思えたことが、
今もずっと、心の支えになっています。

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